鉄コレ広電1900形を❝ちょい足し❞でかっこよく!
先日TOMYTECから発売された「広島電鉄1900形1901号」広島出身の私にはとてもなじみ深い電車で、製品化発表からとても楽しみにしていた商品の一つです。
今回はそんな鉄コレ広電1900形に少しだけ手を加えて、より実感的な見た目になるように加工していきたいと思います。
まずは車体の分解です。床板を外して丁寧にボディーをバラして行きます。窓ガラスのパーツは側面ガラスを前面ガラスのパーツのツメが抑えて固定してあるので詰めを少しだけカッターナイフなどで削ってから外します。
一応ツメを外さずに無理やり外す方法もありますが窓ガラスパーツを破損させる恐れがあるのでオススメはしません...。
外したパーツは無くさないように元の箱に入れて保管しておきましょう。
ボディは特に加工せずに中性洗剤で洗浄した後光沢クリアを吹きつけて全般検査直後のようなピカピカの状態にしておきます。塗装中の写真はあまり映えないので省略します。
広電の古い電車には丸い系統番号の板を掲げていたなごりの水色(車両によっては別の色も存在)の系統板掛け板(?)が正面に付いていますが、製品ではステッカー表現で好みではないのでエッチングで自作しました。切り出し後適当な水色に塗っておきます。
台車レリーフや屋根板、クーラーも分解後再塗装します。写真では他の電車のパーツも混ざっている気がしますが気のせいです。
屋根板と台車はFARBEの「ねずみ色」を、屋根上機器はMr.カラーの「灰色9号」で塗装します。
製品そのままではクーラーのメッシュの表現がないので銀河モデルの「クーラーメッシュ(東武野岩会津6050系用)」を使いたい部分の大きさに合うように切り出して使います。
ただステッカーを貼っただけですがかなり印象が良くなると思います。
すでに完成形になっていますが気にせず説明していきます。
屋根板にモールドされているハシゴは車体色なので適当なクリーム色を筆塗りします。またランボードは上面と足の部分だけ灰色9号で塗りランボードが浮いているように見えるようにしました。
比較用に加工前の写真をもう一度貼っておきます。あまり変わっていないと言われればそれまでな気もします...(汗
記事を書きながら思ったことですが方向幕横のルーバー部分などのクリームの部分に茶色で墨入れするともう少し引き締まった顔になった気がします。(また思い出したときにやってみます)
最後に作りかけの路モジに置いて広島の街をイメージしたカットを。
年末は実家帰らないとなぁ...。
今回は1901号を加工しましたが同社からは屋根上が少し違う1907号も製品化されています。広電ファンにも人気な広電1900形みなさんも一両いかがですか?